2020/2/23（日）にフクダ電子アリーナで開催された、J2リーグ第1節、ジェフ千葉 vs FC琉球の試合を観戦してきました。
J2もリーグ開幕！その中でもこのフクアリの試合は、千葉にも琉球にも、元川崎の選手がたくさん在籍！更にFC琉球も応援している仲間から、FC琉球のゴール裏でみんなで観戦しませんかとお誘いを受けたので、試合前日に観戦を決意。久しぶりにフクアリに行ってきました～。
なお、お約束のタッパーは、今ちょうど家で使えるものがなくなってしまったので、出発前に地元駅近くの100円ショップで購入。やっぱりタッパーは必需品！
目次
スタジアムに着くまで
・ジェフ千葉一色の蘇我駅
武蔵小杉駅から、横須賀線と総武快速線の直通電車に乗って、乗り換え無しで蘇我まで到着。直通って本当に便利！
蘇我駅は毎度のことながら、構内がジェフ千葉一色！今日は開幕戦とあって、いつもよりも更に駅のスタッフ陣のやる気が凄まじい。自然とこちらのテンションも上がってしまう。蘇我駅挙げてのこの応援ムードがほんと好き！
今季の千葉の選手名鑑も駅構内に展示。今季から加入した新井も、タサも船山も、ついでにアラン・ピニェイロも在籍！
・スタジアム到着
蘇我駅から徒歩10分ちょっとでフクアリに到着。一般開門から少し経った頃に到着したので、スタジアムの外はのんびりとした雰囲気。
フクアリ周辺は、海沿いとあって時折冷たい風が吹き付けてくる。それでも、いつもと比べると風は弱いかな。日差しが出てきて心地良い！
スタジアムグルメ
・喜作の「ソーセージ盛り」：700円
100円値上がりしているのは、昨年の消費税増税からかな？それでも、タッパー持参で盛りが多めなのは変わらず！そしてソーセージは今日もプリップリ！個人的にはハーブ入りのソーセージが香り高くて好き。あと普通のソーセージにしれっと混じっているチョリソーが、今日もピリリとめっちゃ辛い！
そんなこんなで、今年も喜作のソーセージ盛りを堪能。色々と大変だと思うけれど、フクアリの文化として、今後も続けていってもらいたい！
・浜茶屋 太海の「おさしみ唐揚げ」：1000円
おさしみ唐揚げって一体何だろう…と思ったら、出てきたのはフィッシュ&フライドポテト！鴨川産の太刀魚、ワラサ、マヒマヒという白身魚を、唐揚げというよりフリッター風に揚げた料理。スパイスではなく塩をかなり強めに効かせていて、淡白な白身魚の良さを生かした味付けに！
衣はかなり高温で揚げてあって、カリッと香ばしい食感が楽しい。ただ3種盛り合わせを一人で食べると、最後の方はちょっと油がキツいかも。
後で確認したら、ワラサは出世魚ブリの一段階前の呼び名で、マヒマヒは日本ではシイラと呼ばれる高級魚のハワイでの呼び名とのこと。フライの状態では区別がつかなかった…。ただタチウオだけは細長くて分かりやすい！
・タパス・アットデリの「柔らかステーキ串」：600円
フクアリで、「もう一品軽く食べたいな…」というときに便利なお店。いつもの豚串や焼き鳥に加えて、新商品として牛肉のステーキ串が登場。味付けはにんにく醤油と塩コショウが選択可能。お肉は確かに柔らかい…のだけど、柔らか過ぎてステーキらしい歯ごたえはまるで無し。これ成型肉だわ。食べるならにんにく醤油かな。
・フクアリの売店の構造について
フクアリは、ホーム側もアウェイ側も一度入場したら再入場は不可。ただスタジアムの外の売店には、入場後もコンコースから階段を降りて買いに行くことが可能。むしろ外にある売店でも、お弁当のなかむらといった、スタジアムの内側からしか買えない売店もあるので要注意。
一方、アウェイ側からもホーム側コンコースには行けるので、入場後のアウェイサポでも、スタジアム外のなかむらやホーム側コンコースのサマナラに買いに行ける！
ただ、ホームとアウェイの間のコンコースは、後半キックオフ後は閉鎖してしまうので、ハーフタイム中に買いに行くときは時間に気をつけて。また、千葉は今はJ2だけど、今後J1に復帰したときも同じ運営方法かどうかは不明。警備はもっと厳しくなるんだろうな…。
試合前の過ごし方
・アウェイ側ゴール裏から見た試合前のスタジアム
フクアリではいつも、バックスタンド2階席のアウェイ寄りの自由席からまったりと見るんだけど、今日は仲間と一緒に、琉球のゴール裏2階席から観戦することに。琉球ゴール裏も、ここ2年くらいで人が増えたとのこと。今日も沖縄からだけでなく、関東在住の琉球サポが大勢フクアリに集結！応援にも熱が入る！
今日は自分も、首里城修復キャンペーンのTシャツを借りて着て、1日FC琉球サポとして応援！
・アウェイ側コンコースの売店
滅多に行かないアウェイ側コンコースの売店。釜上げしらす丼が売っていたとは！しかしキックオフ30分前にはしらす丼は完売。琉球サポが大挙した後だったか…！
コンコースには、FC琉球グッズもたくさん販売。これだけのグッズを、フクアリまで持ってきたって凄いな…。東京近辺にグッズをストックしてあったのかな。かたわらでは、ジンベーニョのグッズも売られてる。かわいい！
試合について
・スタメン確認
この試合には自分の期待通り、何人もの元フロンターレ選手が登録！千葉は新井章太は先発、タサ・船山・アラン ピニェイロはベンチスタート。琉球は風間宏希は先発、宏矢はベンチから。両チームの登録メンバー36人中6人が元川崎って多い！
また千葉は川又が開幕スタメン、琉球は小野伸二がベンチ入り！果たして試合出場はあるか…！
・選手入場
千葉vs琉球、選手入場！沖縄からはジンベーニョも参戦！そしてエンド交代でいきなり新井章太が目の前に！間もなくキックオフ！
・試合概要
キックオフ直後の最初の攻撃で千葉が先制！左サイドからの堀米のクロスを米倉がヘッドで難なく押し込んだ！まだ開始1分も経っていない中での、電光石火の先制点！
その後は千葉が、4-4の守備ブロックを縦にも横にもコンパクトにして引いて守り、カウンターを狙う戦い方を徹底。昨年までのハイラインのDFラインとはまったく真逆！エスナイデルさんが今の千葉を見たら卒倒するんじゃなかろうか。
一方の琉球は、昨年に引き続いてショートパスで繋ぐサッカーで、ボールを持ててはいるものの、ゴール前で絡め取られは跳ね返される展開が続く。これは後半もこのまま続きそうな予感。前半は1-0で折り返し。
後半に入ると、琉球のパスワークが速さを増し、より攻勢を強めてきた。千葉は防戦一方で、前半は繋がることもあった前線へのロングボールも、後半は放り込むだけで繋がらなくなってくる。それでも割り切って守る千葉守備陣の前に、琉球は攻撃が単調になってしまい、試合は塩漬けに。
この状況を打破するために、琉球は風間宏矢や、更には小野伸二も投入。それでも千葉の組織的な守備は最後の最後まで機能。千葉が琉球に1-0で守り勝った！
・公式記録
明治安田生命Ｊ２リーグ 第1節
2020年2月23日（日）14:03KO
フクダ電子アリーナ
千葉 1-0 琉球
（前半：1-0、後半：0-0）
入場者数：9,701人
天候 / 気温 / 湿度：晴 / 15.3℃ / 20%
Jリーグ公式： https://www.jleague.jp/match/j2/2020/022308/live/
・試合感想
寒風が吹きすさぶ中観ていたけれど、正直、途中から見るのがキツい試合だった。千葉vs琉球という打ち合いになりそうなカードで、まさかこんなキュウリがしっかり漬かりそうなほど塩っぱい展開になるなんて…。
千葉はユン・ジョンファン監督になって、基本に忠実な固いチームになるだろうとはある程度思っていたけれど、開幕からこんなに守備が固くなるなんて！セレッソ時代というより鳥栖時代のユン監督のサッカーだわ。
キャンプ中に守備を徹底的に叩き込んだのが良く分かる試合内容で、開幕初戦で守備の手応えは掴めたのは千葉にとって大きいはず！その一方で、攻撃の整備はこれから。今日は堀米が存在感を見せていたけど、このままのカウンター一本槍のサッカーでは、昇格までは厳しいはず。ここからどれだけ積み上げていけるだろうか。
移籍後初戦の新井も、ファインセーブで勝利に貢献！一方、船山や田坂の起用は今日は無し。少し残念だけど、新井一耀の負傷交代があったので、展開を考えると仕方ないか。川又のフィットはもう少し先になりそう。
琉球は、今年もショートパスで崩すサッカー一辺倒で、攻撃のバリエーションに欠けていたのが残念。それでも惜しいチャンスは作れていただけに、こちらもまだまだ伸びしろは十分。トップの阿部拓馬は、もっとゴリゴリにプレーしても良いのでは。
小野伸二は、さすがに運動量は落ちたけど、相変わらずボールタッチが柔らかくてパスが正確！終盤に投入されてからは、ほぼすべての攻撃が彼を経由して展開。短い時間ならまだ十分やれるはず。これからも怪我に気を付けて、少しでも長くプレーを観たい！
それにしても、途中投入されて、実際に生でプレーしている小野伸二を見たら、サッカー少年のようにテンションが上がってしまった。ついつい隣りにいた仲間に「動いてる！小野伸二が目の前で動いてプレーしてる！」と、興奮して叫んでしまうほど。小野伸二の強烈ミドルシュートを新井章太が止める場面は高まった！
試合後の過ごし方
・製鉄所のシルエット
フクアリから出る頃には、日がかなり傾いていて、海の方を眺めたら製鉄所のシルエットがくっきりと浮かび上がっていた。昔はここに更に大きな溶鉱炉があったけど、廃炉になって取り壊されてしまったんだよね…。この光景もまたフクアリならでは。
・千葉都市モノレール
帰りは武蔵小杉まで直通ではなく、千葉から千葉都市モノレールに寄り道。今年から「駅メモ」という、全国の駅を巡って攻略する位置ゲームを新たに始めたので、乗り潰せる路線はなるべく多く乗っておきたいのですよ。
千葉都市モノレールは、今ちょうど駅メモとのコラボイベントを開催しているのだけど、期せずしてそのラッピングモノレールが目の前にやってきたので、思わずパチリ。窓の部分にまでキャラがぶち抜きで描かれていて存在感が凄まじいのだけど、余白をたっぷりとって白を基調としたデザインが、清潔感あって良い感じ。
普段モノレールには乗らないのだけど、モノレールは音も静かで揺れも少なくて快適だと改めて実感。次に乗るときは昼に乗ろう。
自宅に着いた頃には結構疲れが溜まってしまった。やっぱり寒さが厳しい中での2日連続の生観戦は、思っていた以上に疲れますわ。なんとか頑張ってやべっちFCを見てから速攻で寝落ち。ともあれ、2日間楽しかった！