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[2020年J1リーグ]第1節 川崎vs鳥栖

投稿日:2020-02-22 更新日:

2020/2/22(土)に等々力陸上競技場で開催された、J1リーグ第1節、川崎フロンターレvsサガン鳥栖の試合を観戦してきました。

いよいよ待ちに待ったリーグ開幕戦!新生フロンターレは先週のルヴァン杯清水戦に素晴らしい内容で快勝しただけに、今日のリーグ開幕戦も期待せざるを得ない!

対戦相手の鳥栖は、ウチと同様に、今季から4-3-3を採用。システム的にはガッチリハマるだけに、どちらが現時点でより戦術が浸透しているかがポイントになりそう。

そんなワクワク感を抱きながら、等々力に向かいました。

試合前の過ごし方

・スタジアム到着

等々力に到着〜。今日は空は青空も見えてはいるものの、かなり雲が多め。この強風は春先の等々力ならではなのだけど、それにしても物が飛ばされそうなほどの強さ。ただ試合には影響しないかな。
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ふろん太とカブレラのバルーンライトも、強風に煽られて、手はバタバタ、首はガクガクと、まるで2人が踊っているように見えたのが面白かった!もっとも、暴れ馬に乗って振り回されてるカウボーイという感じでもあったけれども。時間があれば動画に撮っておきたかった…。

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・スタジアム内告知ポスター

先日のオーウェン出演交渉中のポスターに、更にバリエーションが追加されてました。先週の試合でもスタジアムのどこかで貼られていたのかも。

それにしても、イングランドのワンダーボーイ・オーウェンと、新幹線っぽい形状のマスコットのふろん太とのPKは、実現してほしいけど、シュールだろうなあ…。海外ニュースでも取り上げられて欲しい!

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今年の「おフロんた~れの日」は、2/24(月・祝)。例年と同様に、川崎市内の各銭湯先着100名に、コラボタオルがプレゼントされるということで、普段から銭湯を使っている自分としては見逃せないイベント!毎年タオルを貰ってます。OFRも良いけどおふろもね!

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来週もまたリーグ戦は等々力開催。札幌戦では、新日本プロレスとのコラボが決定!真壁刀義が始球式にやってくるし、新日とのコラボグッズも販売!さらに選手紹介は、レニー・ハートの巻き舌全開アナウンスだなんて!プロレス大好きな学や安藤との縁なんだろうか…。これは滾る!

あと男飯グルメも気になる。最近はあまり量は食べられないだけに、若干不安だけれども、挑むしかない!

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札幌戦では、HTBのマスコットのonちゃんも等々力にやってくる!水曜どうでしょうグッズも販売されるということで、どうでしょうファンのフォロワーさんが大いに盛り上がっていたのが印象的でした。これはフロンパーク開場前から並ばないと売り切れ必至!

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・席ツメ隊リニューアル

自分は見れなかったのだけど、スタジアム内の「席ツメ隊」の説明の場面で、実際に過剰な席取りの様子を、スタジアムのビジョンに映して晒していたとのこと!これは画期的!今後も度を越した席取りが撲滅されるまで続けて欲しい!

 

イベント:クロ・タニ・イガの3人によるOBスペシャルトークショー

・OBトークショーの様子

座席確保後は、昨年いっぱいで現役を引退した元フロンターレ選手の3人、黒津勝(クロ)、谷口博之(タニ)、井川祐輔(イガ)の3人が等々力に来て、トークショーを行うということで、さっそくフロンパークの会場へ。

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予想はしていたけれど、開始5分前にはこの人だかり!自分も含めて、やっぱり3人の姿を見たいよねえ。なんとか顔が見れそうな場所を確保。もう少し遅かったら見れなかったかも…。

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トークショーが始まって、MCの中西哲生さんと、OBの3人が登壇。湧き上がる歓声!また等々力にこの3人が集まるなんて胸熱!

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旧知の仲、旧知の等々力ということで、和気あいあいとした雰囲気でトークショーは進んでいきました。以下、トークショーの3人の発言を抜粋。

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・OBトークショー発言集:黒津勝編

クロ「年を取っていないように見られるけど、実は37歳」

クロ「ここ本当に等々力ですか?考えられないですよ!」
…クロは等々力に観客が全然入らなかった時代を知っているだけに、余計に今とのギャップを感じているはず。メインスタンドも新しく立派になったしね。

クロ「現役引退時は寂しかった。今はフロンターレのスクールコーチで、すでに子供たちを教え始めてる。自分が育てた選手がトップに上がったら泣いちゃうかも」

クロ「一番印象に残っているのは初ゴール。初出場の試合で、最初はなかなかボールが来なかったけど、ファーストタッチでゴールを決めた」
…クロのデビューの頃は、自分はリアルタイムでは見れていないのだけど、周りを見るとウンウンと頷いている人もいて、年季の入り方が違うと実感。

 

クロは顔立ちも人柄も、少し丸くなったかな?昨日までは、クロが指導者になったのがなかなか信じられなかったけど、トークショーではすっかりコーチ目線で語るようになっていて、本格的に指導者の道を歩み始めたのだと納得。周平こと寺田コーチのように、ゆくゆくはトップチームのコーチになってほしい!

 

・OBトークショー発言集:谷口博之編

タニ「川崎時代は250試合近く出て、40点くらい取った。中盤にケンゴさんがいるから、自分はボランチの場所にいなくていいかなと思って、ゴール前に行っていたから、『 #そこにタニ 』でゴールが取れた」

タニ「今は鳥栖のスカウトになった。鳥栖らしい選手をたくさん採りたい。ただ川崎さんと選手を取り合っても負けちゃうので」

…ここで、「サガン鳥栖らしい選手ってどんな選手?」と中西さんが質問するも、タニは言葉に詰まってに答えられず。こりゃダメだと速攻でイガに話を振る中西さん。無茶振りに戸惑いながらも、「ハードワークできる選手ですかね」とそつなく答えていたイガはさすがだった。

タニ「川崎の選手で一番欲しいのは、14番の選手ですね!ケンゴさんは、ボールを置く場所が他の選手とは違う」

タニ「現役を引退するときに、ケンゴさんとは少し話したけど、『あっ、そうなんだ』とアッサリしてた」
…このやり取り、いかにもタニらしい!

タニ「このトークショーのオファーが来たときは、最初は嫌だと言った。そりゃ嫌じゃないですかー!…でも、哲生さんがMCだから、参加することを決めました」

 

タニは相変わらずトークに詰まる場面もあって、スカウトになっても変わってなかったけど、そこが昔からのサポーターとしてはめちゃくちゃ嬉しかった。話を聞くと、どうやらスカウトと言っても、若年層や新人選手の発掘がメインの模様。どんな「鳥栖らしい選手」を見つけてくるか、数年後が楽しみ!

 

・OBトークショー発言集:井川祐輔編

(おもむろにステージ袖の方を指差して)

イガ「今はライバーとしても活動を始めていて、このトークショーの様子も、そこのカメラから17liveで生配信しているんですよ」

イガ「香港3部のランズベリー(Lansbury)というクラブの監督に就任した。けど指導者になって、こんなに色々とやることがあるのかと痛感した」

…ここで中西さんが、「選手は監督の言うことを聞かないですからね。現役時代もみんなそうだったんでしょ?」とぶっこむと、イガは「そんなことないですよ、それはケンゴさんくらいですよ!」と爆弾発言。本人がいないからって、好き勝手言っちゃってー!…でもクロもタニも、否定はしてなかったな…。

イガ「香港は世界で日本の次にJリーグが人気。今日この等々力にも、香港から自分を見に来ている人がいる。逆に日本からも、フロンターレのサポーターがランズベリーの試合に来てくれる。情勢が落ち着いたら、みんな香港に来て欲しい」

 

イガは現役時代からトークが上手くて、ミューフロの準レギュラーとしても活躍していたけど、香港で選手や指導者、更には俳優にまでなって、更に話術に磨きがかかった気がする。醸し出す雰囲気はちょっと胡散臭いんだけど、そこも含めてイガらしかった!

 

・OBトークショーまとめ

トークショーの最後は、出演者全員で肩を組んで、再びフォトセッション。3人ともそれぞれの持ち味を発揮したトークショーで楽しかった!当初予定されていたサイン会は、コロナウイルスの件もあって中止になってしまったのが残念だったけど、トークショーだけでも開催してくれて良かった。等々力に来てくれてありがとう!

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なお、この後のスタジアム内での3人の挨拶は、自分はフロンパークにいたので聞けず…。スタジアムからかすかに聞こえてきたチャントが、懐かしかった…!

 

スタジアムグルメ

・Tprojectの「すた丼」:500円

フロンパーク初出店のお店。あのすた丼と同じ店…ではないと思うけれど、薄切りの豚肉を焼いて、ニンニクとショウガを効かせたしょうゆダレで味付けしたこの丼は、本家のすた丼に似ているかはともかく結構良い感じ!きちんとキッチンカーで一つ一つ肉を焼いているし、半熟卵も乗ってる。盛りもなかなか多くて、これで500円はリーズナブル!

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なお、これは500円の並盛だったのだけど、更に700円の大盛もあるのが凄い。スタジアムグルメでここまで大盛りなのも珍しい…。

あとなぜか、すた丼と一緒に芋煮鍋も500円で販売されていて、こちらももと仙台市民としては気になる…!見た感じ、しょうゆ味の山形風芋煮かな。

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・NOMO2の「台湾麺線」:500円

メインスタンド前広場で販売されていた台湾料理。カツオっぽい魚粉がベースのスープは、少しとろみがついていて、日本人の口にも合う味。そこにシャーペンの芯並みに極細の麺が入っているのだけど、この麺はやわやわに煮込まれていてコシは無いので、日本のラーメンとは全然違う麺料理だわ。

出てきたのは丼ではなく、手のひらサイズのカップ。量も少なくて、あっという間に食べ切ってしまった。これで500円はなあ…。

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・Fsweetsの「フォットチーノ」:500円

いつもは冷たいフロンチーノだけど、寒さが厳しいこの時期は、温かいフォットチーノが限定販売。今日はまだまだ寒いので、温かい飲み物がありがたい〜。

このフォットチーノは、カカオパウダーが掛かっていて、ほんのりティラミス味。けどベースはかなり甘めのミルクに、更に上からクリームが乗っかっていて更に甘々に。あと、カブレラの顔が描かれたクッキーも何気に美味しい。一瞬食べるのをためらってしまうけれど。

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・マルコメの「必勝糀甘酒」:無料

スタジアムグルメとは違うけれど、今日はメインスタンド前広場で、スポンサーのマルコメのブースが出ていて、いつもの甘酒を「必勝糀甘酒」として無料配布!前に飲んだマルコメの甘酒よりもクセが少なくて、スッキリとしていて飲みやすい!

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なお、この必勝糀甘酒、写真に撮ってハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選で20名に甘酒20本の詰め合わせがプレゼントされるというキャンペーンを展開。自分も思わず投稿してしまった。昨年のチェルシーに続いて、今年は甘酒が当たってしまうんだろうか…。

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試合について

・スタメン確認

ルヴァン杯の試合から中5日と試合間隔が詰まっていないので、スタメンもそれほど変えないだろうと思っていたけれど、その予想通り、スタメンの変更は右WGの宮代から家長の1人だけ。ここは旗手が大卒新人ながら開幕スタメンかなとも思ってた。家長のコンディションも良いのだろう。

GKの控えは、今日は安藤ではなく丹野。ここを変えてくるとは思わなかった。GKの2番手争いは、今後も熾烈を極めそう。

 

一方の鳥栖は、1年前とはガラッと選手もフォーメーションも代わってしまって、まるで別のチームのようだ…。先週の試合に出ていた金崎夢生が、ベンチにもいないのは意外。怪我なのか体調不良なのか…。元フロンターレのエドゥアルドは開幕スタメンで等々力に帰ってきた!

注目は京都から移籍してきた左WGの小屋松。京都橘高校の頃から見ているけど、左からの突破力は要警戒。ようやくJ1に来たか…!あと右SBで出場の森下は、昨年の明大三冠メンバーの一人。インカレで観て早くから頭角を表すだろうと思っていたけど、開幕スタメンを勝ち取ったか!

 

・古賀稔彦さんによる始球式

古賀稔彦さんは川崎市高津区在住で、道場の古賀塾も高津区にあるとのこと。かつては中原区に住んでいて、自分の地元に近いところにも住んでいたのだとか。ただ出身は佐賀県ということで、今日は川崎と鳥栖のどちらにも頑張って欲しいと激励。

挨拶を終えた古賀さんがペナルティースポットに向かうと、そこに待ち構えていたのは柔道着を着たふろん太!なんとふろん太の方から、古賀さんに柔道での勝負を挑むとは!

互いに一礼して試合開始。組み手争いから古賀さんに技をかけられ、危うしふろん太…と思っていたら、逆にふろん太が、なんと大外刈(?)で古賀さんを倒して一本勝ちしてしまう!もっとも、もしふろん太が投げ飛ばされていたら、首が吹っ飛んで大惨事になっていただろうな…。

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柔道(の茶番)ではまさか負けてしまった古賀さん。しかし始球式のPKは見事に決めてみせた!いやー、シュートが枠に行って良かった…。そして倒れているGKのふろん太に、古賀さんは手を差し伸べて起こす。強くて優しい古賀さんの人柄が垣間見えた一幕でした。まさに武士道、素晴らしい!

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・選手入場

川崎vs鳥栖、選手入場!古賀稔彦さんから記念の「黒帯」が贈呈されたあと、間もなくキックオフ!空は雲が厚く垂れ込めてきた。試合終了まで、雨が降りませんように…。

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・試合概要

ウチも鳥栖も4-3-3ということで、しっかり対策を講じてきたであろう鳥栖が、序盤から攻撃的に動いてきて、いつもの鳥栖戦とは違う印象。その中心は、やっぱり左の小屋松だった。ただ中央にはなかなか合わず。

ウチも鳥栖の出方に慣れてくると、前半途中からは相手を押し込んでシュートを連発!惜しいシュートは何本もあれど、前半はゴールを奪えず。そこは昨年と同じじゃなくて良いから!前半は0-0で折り返し。

前半途中に、試合の流れが鳥栖から川崎へと変わったのは、田中碧が、途中から積極的に前に出て攻撃参加するようになって、攻撃に人数を割けていたのが大きい。碧が上がっている間は、リョータがアンカーの位置にいることもあって、中盤の流動的な動きも面白い!

 

ハーフタイム中にトラックを練り歩く、溝の口ノクティのマスコットのノックとティーちゃん。遠くから見ると、東京五輪のマスコットかと思った…。カブレラとコムゾーも元気そう。ふろん太はいつも通り、ファンサに熱心で置いていかれがち。

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後半もウチが攻め立て、ダミアンがエドゥアルドとの競り合いに勝って先制ゴール…かと思いきや、VARでの確認てオフサイドがあったことが判明。ほぼ真横にいたのに、分からなかった…。OFRではなかったので、検証の模様はビジョンには流れず。スタジアムで観ていると説明が不足していてモヤモヤが残ってしまう…。

この一件があってから、鳥栖は自陣に引いて無理して攻めなくなってしまう。ウチも早めに手を打って、60分過ぎに両翼を家長と長谷川から旗手と三笘に一気に替えてきた。更に75分頃には悠まで投入して攻撃を活性化させ、決定機は作り出すものの、シュートを決めきれないまま試合終了。川崎0-0鳥栖。悪くはなかったけれど、終わってみればいつもの鳥栖戦だった。それだけに、この引き分けは悔しい!

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・公式記録

明治安田生命J1リーグ 第1節
2020年2月22日(土)15:03KO
等々力陸上競技場

川崎 0-0 鳥栖
(前半:0-0、後半:0-0)

入場者数:21,117人
天候 / 気温 / 湿度:曇 / 18℃ / 52%

Jリーグ公式: https://www.jleague.jp/match/j1/2020/022203/live/
フロンターレ公式:https://www.frontale.co.jp/goto_game/2020/j_league1/01.html

 

・試合感想1:試合内容について

鳥栖は、試合序盤こそ前への推進力があったものの、先週の川崎vs清水との試合を研究してきたのか、その後は無闇に食いついて来ず、おかげで試合はウチが攻め鳥栖が守るという、いつもの等々力での鳥栖戦と同じ構図に。選手もシステムも変わっているのに、流れは同じだなんて!

ただ、昨年までは「押し込めてはいるけれど決定機は作れない」状況だったのが、この試合は「押し込んで決定機もいくつも作っているけど決めきれない」状況に半歩だけ進歩。それだけに、悔しさの中にも手応えを感じた試合だった。

 

気になったのは、今日スタメンで出場した家長。序盤こそ右サイドで攻撃の起点となっていたけれど、その後は脇坂とともに目立たなくなってしまったのが残念。右SHではなく右WGとしての動きが、まだインストールし切れていないのでは。

例えば、「サイドに開いて相手を食いつかせ、SBとCBの間にスペースを作って味方を走らせてパスを出す」といった基本的な動きは、左サイドの竜也とノボリの方が整理されていたと思う。次は旗手が先発かも。

 

右SBの山根は、昨年湘南で見せたように、今日も後半ATの苦しい時間帯でも、何本も攻撃参加のためにダッシュを繰り返していて、無尽蔵のスタミナを披露!ゴールには結びつかなかったけれど、停滞しがちだった試合終盤でも、最後まで希望を持てたのは、山根や三笘・旗手たちが動き続けていたからこそ。これもまた大きな武器だ…!

その三笘と旗手は、今日も途中投入されると、大卒ルーキーとは思えないくらいピッチで躍動!三笘は対面の同学年森下を相手にヌルヌルドリブルを仕掛けていたし、旗手は右や中央で何度も決定機に絡んでシュートも放つ!ただ2人とも、今日はゴールを奪えなかった悔しさの方が大きいだろうな…。これがスタート地点。ここから頑張れ!

 

・試合感想2:VARと判定基準について

今季からJ1リーグ戦でもVARが正式に導入。そして早速、ダミアンのゴールの後に、VARによってオフサイドが判明しゴールが取り消しとなってしまった。

スタジアムでは、完全にゴールが決まったものと思って、スタジアムDJもアナウンスをしていたし、サポーターもバスケットケースを歌って喜んでた。その後でのゴール取り消しだっただけに、分かっていても気持ちのやり場に困ってしまう。TVやDAZNでの観戦なら落ち着いて対処できるけど、生観戦だと現地での説明不足も相まって、戸惑いとモヤモヤが収まらない。

もうひとつ、後半AT5分過ぎのラストワンプレーという場面でも、直接FKで蹴ったボールが、エリア内で壁に並んでいた選手の手に当たっていたかどうかを確認するために、VARによる介入が発生。

スタジアム全体が静まり返ってVARの検証結果を待つ中、ハンドはなかったとして、この静かな状況のまま試合終了。この一連の流れも、ルールに則った手続きであることは分かるんだけど、現地で観戦している観客としては分かりづらい。そして何より白ける。

VARは「理解はできるけど納得はできない」。

それでも、VARを導入したことで誤審が減るのも事実。こうしてVARを導入したからには、今後もVARと上手く付き合わないといけないわけで、生観戦する我々にとっては、煮え切らない日々がこれから続きそうだ…。

 

VARと同じくらい大きく変わったのが、今季のレフェリングの基準。これまでも審判団は接触プレーを流す方向で笛を吹いていたのだけど、今季からは今まで以上にコンタクトプレーを流すことが決定。軽い接触プレーを流すこと自体は自分も賛成だし、実際に今日の試合でも、木村主審はかなりプレーを流してた。

ただ、明らかにボールにチャレンジしていない、危険なタックルや後ろからのスライディングまで流してしまうのは、さすがにやり過ぎだろう!主審がプレーを流しまくることで、選手のプレーがどんどん荒くなっていって、このままエスカレートしたら怪我してしまうのではないかと、見ていて心配になってしまった。

今日は幸い、そこまでプレーが行き過ぎることはなかったのだけど、他の試合でも同様にかなりプレーを流していたようで、この基準のままで本当に良いのかどうかは、再度検討してほしい。

取り返しのつかない事態が、引き起こされる前に。

 

試合後の過ごし方

・スタジアム周辺の様子

帰りの道中、二ヶ領用水沿いのベンチに座っていたら、草むらから猫がやってきて、隣に座ってきた。和む〜。おそらく野良猫だろうけど、ふっくらとしていて体つきが良いから、色んな人からエサをもらってるんだろうな。ただ残念、自分はエサはありません〜。

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猫は痺れを切らしたのか、ももの上に乗ってきた!まー、なんとふてぶてしい!普段は猫が自分を見ると警戒してすぐに逃げてしまうのに、この猫はめっちゃ人間慣れしてる。なつかれるのは嬉しいけど、だんだん情が移りそうになってきたので、自分の方から離脱。色々な意味で心が少しささくれ立っていたけど、そんな気持ちをなごませてくれて、ありがとうね。

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それにしても、今日に限ってなぜこんなに猫に好かれたんだろうか…。あれ、今日は2020年2月22日で猫の日…なるほど、そういうことか!

ちなみにこのあと、念のため手はしっかり洗っておきました。

 

・試合後の飲み会

試合後は、地元近くの行きつけの居酒屋に集まって飲み会!今日のオススメ料理は、ふきのとうの天ぷらにホタルイカのボイル!春の息吹を感じる~!

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飲み会は18時前から始まって、21時過ぎにお開きに。明日は千葉vs琉球の試合を観に、フクアリに行く予定。しっかり寝ておかないと…。

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